みさを。(仮)

毎週日曜17時更新予定。オタクの備忘録その他もろもろを綴ります。

【映画鑑賞メモ】名探偵コナン 時計じかけの摩天楼

ついこの間やっと最新作の黒鉄の魚影を観に行きました。

公開されてから1か月弱の間、私の職場にはたくさんのコナンファンがいるため会う人みんなから「見た?」と聞かれ、そのたびに「いや…GW明けになりそうなんです、見に行くの…」と言い続けネタバレを避け続ける日々……。

いや~、さっさと公開してすぐに観に行けばよかった!!!! ごめんなさい!!!!

 

本格的な感想文は劇場公開終了後に書こうと思いますが、もうね、超よかったです。

ストーリーは別にそんなに飛びぬけて良い…というわけでもない感じだったんですが、映画のゲストキャラがめちゃくちゃ刺さりました。コナンの映画ゲストキャラって本当に優秀だよね。なんだろうねこのキャラの造形のよさ…。

私キャラ萌え(死語)重視オタクなので、好きなキャラいるとぐっと来ちゃうんだよな~!

深くは語りませんが私はやっぱりタレ目ツリ眉の男が好きなんだなと実感しました。

 

あ~~すぐに最新作の感想は書けないけどコナンのこと話してえな~!!

ということで、原点に立ち返って劇場版第1作を見直しました。

 

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<作品概要>

名探偵コナン 時計じかけの摩天楼

上映日:1997年4月19日/製作国:日本/上映時間:95分

鑑賞日:2023年5月23日 鑑賞方法:SVOD(Hulu)

<あらすじ>

新一宛に世界的に有名な建築家・森谷教授の邸宅で開かれるパーティーの招待状が届いた。コナンは、蘭と小五郎を誘い出席する。それが事件の始まりだった…。プラスティック爆弾用の特殊火薬が大量に盗まれる事件が発生し、その犯人と名乗る男から予告電話が入り、現場に駈けつけるコナン。そこへ「なぜ工藤が来ない!」と再び犯人から電話が入る。ヤツはどこからか見ているのか?! そして、連続して犯人からの爆弾予告。いったいどこに爆弾を仕掛けたのか? 刻々と迫るタイムリミット、コナンに打つ手はあるのか!(Hulu作品概要より)

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コナンの劇場版ってSVODに落ちてくるのって劇場公開してる時期だけなんですよね。

まあわざわざSVODに落とさなくても円盤がバカ売れしてるのかもしれない。

私もさすがに今回は買おうかな。うん。

と思って前回のハロ嫁はいつ発売したのか見たら11月だった…。11月まで待たないとなんですか!? 死ぬかも。待ちきれなくて。

 

話逸れましたが私は毎年この時期になるとコナンの劇場版を配信から落ちるまで繰り返し何度も見ているので

内容うろ覚え…という作品が少ない状態なのですが、第1作は全然見ていないので久しぶりに…ということで感想メモです。

初見じゃないけど、初見に近い感想になっている気がします!

 

ところで上に書いたあらすじ、ちょっと日本語怪しくない?

 

 

ちょっと本当に久しぶりに見たからほとんど内容覚えてなかったww

あまりにも覚えてなさすぎて逆に笑えてきましたわ。

私が真面目に覚えてたの電車の爆弾のくだりと赤い糸のくだりだけでした。(酷すぎる記憶力)

 

冒頭の入り、最初の劇場版だとこんなにあっさりなんだなあ…。

最近の劇場版って本当に「ザ・映画」って感じが強いんだなと実感。

 

森谷教授、あまりにもモリアーティ教授が由来すぎて見るからに犯人でめちゃくちゃ面白い。声もCV.石田太郎は完全に悪役なんですよ…。

あとこの頃って博士のダジャレクイズ的なのってないのね。突然森谷教授がクイズ出しだしてそれもじわじわ来てしまった。

 

こんな感じで結構最近の映画に慣れていると昔ってこうだったのか!と思う部分がたくさんあるので下記につらつら箇条書き形式で羅列します。

 

・まず最初の入りの事件、普通にTVSPでも見てるのか?というようなナチュラルさで映画感がなかった。最初はここから始まったんだな…。

 

・博士のクイズがなくて寂しい。突然明らかにラスボスだろという風貌の森谷教授がクイズ出し始めてビビる。というか森谷教授以外特筆すべきキャラクターがいないのやばいな…。ミスリードさせる気すらもないやん。

 ※と思ったけど白鳥警部ってこの時計じかけの摩天楼が初登場の原作に逆輸入されたキャラだから一応当時の人は白鳥警部のことも疑ってたんだろうか。だからこんなに斜に構えてるキャラなのか初期の作品だと…。

  しかも割とクイズの内容が難しい。今の子が見たら昭和33年ってどんだけ昔なの…?となりそう。(刃のブーメランでズタズタになっているオタク)

 ぱっと干支なんて普通出てこないですよ!

 

・最初のOPが完璧な様式美すぎる。最近だとこの状況説明と軽い登場人物紹介が初見の人にも優しいねと言われるようになったけどマジで最初からやってるんだよねえ。

 今年最新作のOPなんかすんごい演出気合入ってたからそれ見た後だとあっさりに感じるけどやっぱりこれだよこれ!感がある。

 昔はこの博士の発明品の説明もめっちゃ丁寧にやってたけど最近はキャラ紹介が忙しすぎてない気がする…。

 

・この頃哀ちゃんいないからコナンが純粋に大変そう。見た目は子供頭脳は大人。

 

・犯人のヒント、異常に浅くね!?!!?

 2個目の爆弾のヒント、「木の下だ…」=「木の根っこ」=「ねこ(猫)」ってどんだけだよ。浅すぎて逆にわからんかったわい!

 

・目暮警部、異様に新一のこと信頼しすぎでめちゃくちゃ面白い。電話来るたびに「おー工藤君!」ってめっちゃ声明るくなるのウケる。

 

・電車の爆弾のくだりは見た覚えめっちゃありました。ところで少年探偵団がたかが爆弾ごときでこんなに同様してるの新鮮だな…。

 

・そういえば森谷教授は47歳の年齢設定だったと思うんですが現代の感覚からするとだいぶ老けててちょっと笑いがこみあげてくる。こんな47歳令和にはいないよ…。

 

・割と地味(とはいえめちゃくちゃ爆発はたくさんしてたけども)な爆発続きだったのに最後だけデカいビルを爆発させて盛り上がり作ってくる感じイイネ。

 最近は開幕この規模の爆発することもままあるからな…でもコナンの劇場版は派手に爆発してナンボですからね。うんうん。

 

・お前のために3分作ってやったって、誕生日を祝う3分間作ってくれる森谷教授可愛い。

 

・この赤い糸のくだりも覚えてた!!!! むしろ時計じかけの摩天楼といえばこのくだりだもんね。忘れる方が難しいか。

 今やあんなに進展してるから赤い糸がどうたらみたいな話みるとむずむずするけどやはり新一と蘭の関係性ってめちゃくちゃいいよな…とじーんと来ます。

 

・コナンの映画と言えばEDで今回の舞台の聖地を実写で見せてくれる…というのがお約束ですがこの時からそうだったのか!! コナンの代名詞…。

 サマータイムレンダのED見た時に実写だったから「コナンの劇場版みたいやな…」と思ったのが記憶に新しい。

 

以上です!!

 

年々制作費上がってるんだろうなあ…というクオリティでとうとう今年は念願だったであろう興行収入を100億を超えたコナンですが、

その原点を今回見直してみて今も変わらぬ部分もあれば大いに変わった部分もあってその違いも楽しめて良き、でした。

 

というかやっぱりセル時代のこの良さあるよね…。デジタルももちろんいいんだけどこの感じがね…。エモいってこのことですよ…。

あとこれは個人的感情すぎますがこだま監督時代のコナンが本当に色褪せなくてずっと大好き!(のわりに摩天楼は見てなさ過ぎたごめんなさい)

 

しばらくはコナン熱続くと思うので、次回もコナンを書ければなと思います。

折角なので順番に見ていくのありだし、1回見たかってぐらいで全く見てない作品をもう一回見直してもいいな。

と言いつつ実は最新作見に行く前に大体やってしまってるので大分選択肢が絞られるので迷いどころ…。1